カノンジャーサウンドトラック015番、北川潤のテーマ

萌えろ、カノンレッド!!作詞 北川潤 作曲 相沢祐一

※この曲は、正式な歌詞がない為、ライブバージョンでお楽しみください。

 

ちゃらら〜ちゃらら〜ちゃららららちゃ〜ちゃ〜らら〜ちゃら〜(アカペラのため、本人の声)

街〜にせぇまる悪〜の影!

君〜のせぇなかに黒〜い影!

こんな〜darkナァ〜じ〜だ〜いうをぉ〜〜!!

(セリフ)藤さん、俺、変えて見せるゼ!!

世界の悪ぅをぉ〜〜、叩け、叩け、叩けぇ〜〜!!

いけ、ファ〜イター北川〜!!

力のぅ!限ぃりぃ〜〜〜!

戦う戦う北〜川〜!

き〜た〜が〜わ〜ビュゥゥ〜ティ〜〜!!

じゃじゃじゃん!!(アカペラ)

 

スーパーサブ戦隊ー!!〜死闘編

「誰だ!」

前回からの引きなので、ここから読んでも分からんぞ。

そんなやつはいないと思うが。

「・・・冒頭の部分、つっこみはいらないの?」

「良い歌だろ」

「サウンドトラックは、トラック14まででしたね」

天野は前回からあう〜を抱いたまま、まだ離れないのか。

「ボーナストラックさ」

未収録でしょ」

「え、プロデューサーが、CDを逆向きにして3分火であぶり、1年冷蔵庫で冷やして賞味期限を切らせば、聞けるようになるって!?」

「誰がするのよ、そんなこと」

俺は今冷凍中だぞ。

ちなみに作曲は親友の相沢祐一がやってくれた。

効果音までアカペラとは、あいつもニクいことをするもんだ。

しかし、今は戦闘中、感傷に浸っている場合じゃない!

「よし!アイザワーの手下め、勝負だ!」

「なんか、ものすごい矛盾を感じるんだけど・・・」

俺は、崖の上を指差した。

「祐一をいじめるのは、許さない・・・!」

静かに闘志をぶつけてきたのは、女将軍だ。

 

説明せねばなるまい!

女将軍舞は、ニックネームなしである。

本当は、はちみつくまさんとつけたかったが、長いので却下!

他にも牛丼、納豆などの愛称も考えられたが、それもどうかと思い却下!

 

「本人の説明をしてあげなさいよ」

「説明と言うより、言い訳ですねぇ」

 

では説明せねばなるまい!!

女将軍舞は剣の使い手である!

元々めっちゃ強いので、今回は無改造!

また、剣が無くても、つっこみチョップによる攻撃が可能である!

注意事項

その一・食いしん坊で、なんでも食べるように見えますが、実は結構こだわり派です。 差し入れには注意しましょう。

その二・いたずらに脅かそうとしてはいけません、切られても文句は言えませんよ。 むしろ、言えない体になります。

その三・しりとりをするときは、「さん」がついても無視しましょう。それでも5分も続きませんが。

 

「なるほど」

「何納得してるのよ」

「に、しても似合いますね、あの格好」

天野が見上げてポツリとつぶやく。

もちろん目線の先は女将軍舞である。

戦士っぽく無意味に大きい肩アーマーとか、謎の宝石とか棘とかがついているが、その下はやはり・・・。

「・・・」

殺気を感じたのでやめておこう。

「やっぱり、スタイルが良いんですね」

腕の中のあう〜と比較。

ぴくっ! そうだよな、やっぱりあれを着るにはナイスバディーじゃないとな、そう、あのボ・・・!

ガン!!

「へばた!!」

後頭部を殴られ倒れた俺の頭上を、かまいたちのような突風がふきぬける。

顔を上げると、それは美坂の神速の拳だった。

「あれ?」

美坂も自分の拳が当たらなかったことに呆然としている。

「今、俺何に殴られたんだ?」

「・・・魔物

崖の上の将軍舞がポツリとつぶやく。

どうやら、奴が使ってるらしい。

「あんた魔を討つものじゃん!!」

・・・思わず突っ込んでしまった。

「北川さんがそれを知ってるのも、同じ位謎ですけどね」

「・・・?」

なんか、眉間にしわを寄せて考え込んでる。

自分でやっておいて、疑問に思ったらしい。

「今は舞が魔だから、いいんじゃないですかぁ?」

「・・・そっか」

佐祐理さんの余計なアドバイス。 あんたも納得すんな!

「行け、魔物さん1号さん、2号さん、3号さん、4号さん、5号さん」

いや、さん付け過ぎ。

「みんな、気をつけろ!」

リーダーらしい号令。 ああ、レッドって素晴らしい。

がす!

「ふびし!」

う、早速第一撃、みんなはまだ攻撃されていないらしい。

げし、どか!!

連続攻撃か!? リーダーはつらいぞ。

びし、ばし、ぐさ、ばきょ、べき!!!

「ぜ、全員俺に!?」

見えないから分からんが、どうやら俺だけ袋にされているらしい。

他のメンバーはそれを見ているだけ。

「なんで俺だけなんだ〜〜!!」

「あら、私たちにも殴られて欲しいわけ?」

「北川さんひどいです」

「いや、そうではなくてですね・・・」

「佐祐理をいじめると、許さないから!」

何時の間にか将軍舞が目の前に・・・。

あれか、達人の境地で気配まで消した感じか?

しかもなんか、敵にまで怒られた。

「いや、あんたは敵でしょうが」

「・・・そうか」

「え〜、舞は敵なんですかぁ?」

「佐祐理がいやなら止める

「早!!」

あ、美坂に先に突っ込まれた。

まぁ、俺はボケだから楽で良いんだけどね♪

むしろ美坂が進行やってくれれば良いのに。

「・・・解決ですか?」

「いや、違うぞ」

俺は抗議した、まだ重要な問題が・・・。

「良かったですねぇ、今回も戦わずにすんで」

「いや、だからね」

無視されてる。

「佐祐理も舞と戦わなくて良かったです」

「すみませ〜ん」

誰か聞いてくれ、つーか気付いてくれ。

「はちみつくまさん」

もしかして、分かっててやってる?

「俺、リンチされたまんまだってば〜!!

こうして、俺の叫びはジャリンコ広場にこだました・・・。

「・・・良い落ちがついたわね」

 

終り

 

 

 

 

後書き

 

 

 

 

 

 

 

 

「って、勝手にシメないでください」

崖の上には新たな人影が。

「ち、当初の予定通り3話で終わらせようとしたのに!!」

「そういうことする人、嫌いです」

なぜ長くなったかと言えば・・・、今までを思い出してくれればきっと分かると思う。

「無駄な会話ばっかりでしたね」

無駄って言わんでください。

そして、続く・・・。


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